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藤原 和博

文藝春秋

カテゴリ:Book

売上ランキング:30480

価格:¥ 540

発売日:2005-09-02

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カスタマーレビュー

リクルートは、経営陣が経営している会社ではない  (2007-09-26)
 本書は、25年間の会社生活で手掛けた仕事や人物の描写を通じ、リクルートのエネルギーの秘密を明らかにする一書です。

 ところどころ失敗談も書かれていますが、基本的に藤原氏はデキル社員です。
 その自身の華々しい活躍を、自慢もしなければ、謙遜もしない藤原氏の文章は痛快です。たとえば、入社して7年目のエピソード。大阪での課長職の他に東京でも課長職を兼務することになり、大阪と東京をいったりきたりすることになりました。しかし、役員や部長職の兼務ならともかく、現場を抱える課長職の兼務には無理があります。
 江副氏にこの人事の意図を尋ねると、東京の上司と大阪の上司が、どちらも藤原氏が必要だと主張するので、両方の顔を立てるために兼務にした、という答です。
  「神山さんも多田君も大事な人だから、両方顔を立てておかないと
   いけないんだよね」
という社長の言葉に、藤原氏は「迷惑な話である」と感想を書いています。

 社長に向かって「迷惑な話である」と言い放つことができる風通しの良さにも感心しますが、このひとことで、両方から奪いあいになった自分がいかに有能だったか、という自慢話が霞んでいます。
 この人の「自分はデキル」は、もうあっけらかんとしていて、鼻に付く暇もありません。

 そんな藤原氏とリクルートを襲ったのが、1988年のリクルート事件と、1992年のダイエーによる買収です。特にダイエーに買収された時は、社内に緊張が走りました。このとき、藤原氏を含む20名の部次長たちが立ち上がります。

 リクルートマンシップが失われるなら、第二リクルートを創業することも辞さない! 藤原氏たちが、ダイエーに叩きつけた「宣言文」は、ダイエーは事業に口を出すな!という「独立宣言」でした。

 リクルートに息づく、誰もやらない事業をやっていることの誇りが納得できる一書です。

リクルートはなぜ「リクルート事件」でつぶれなかったのか  (2007-03-13)
リクルートという会社はほんとうに革新的である。
なんせ、「贈賄」のやり方まで革新してしまったのだ。
(「未公開株譲渡」なんて賄賂のやり方、それまで誰も思いつかなかった)
これほどクリエイティブな企業はそうあるまい。いや、皮肉ではなくて。
そして、リクルートが引き起こした「リクルート事件」は、内閣をひとつ潰した。
にもかかわらず、リクルートという会社は生き残った。
それどころか、今も元気である。
この本を読むと、そのあたりの理由が、かなりわかる気がする。非常に面白かった。

ものすごく納得!  (2007-01-20)
元リクルートの人ってどうしてあんなに社会で活躍しているのか?
その謎が解けました。聞く所によるとあの楽天の三木谷さんも独立直後読んでいて大いに参考にしていたらしいです。いくつかリクルート関連の本は読みましたがこれが一番のオススメです。他の本は専門的すぎて・・・。

仕事とは何か  (2006-01-30)
人材排出企業として有名なリクルート。

それを外からの観察ではなく、中から見た経験から語っています。
リクルートが大きくなって行く過程、リクルート事件、ダイエーの買収、買戻し、、、、いろいろな事件を経ながら時代を作ってきたリクルートとしう「不思議な会社」を見せてくれます。

また、会社を「会社」としてとらえていなくて、「人が作る組織」として捉えているため、著者の先輩・後輩の活躍の記述も多く、社会人として仕事とは何かを考える上で、とても参考になる本です。

ぜひ、ご一読あれ。

新社会人にはおすすめ  (2006-01-19)
これから社会人になる学生や、新社会人(に近い年齢の社会人)におすすめ。自分が会社という組織の中で、何を学んでいくべきなのか、仕事とはどういうことを目標とするのか、等々、示唆に富んでいます。

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